『ダブルトーン』は、今ではあまり見かけないかも?アナログ時代の名残なのかもしれません。(『ダブルトーン』にはデータ(版)の作り方によって仕上がりがかなり異なるのですが、そこらへんは割愛)
『ダブルトーン』で色を掛け合わせて擬似的に2色特色風な画にするのもありますね。
『2色特色』は、もともとはフルカラー写真(インク4色)などを少ないコスト(インク2色)でなんとかそれっぽく再現するものですが、『ダブルトーン』は、もともとはグレースケールの画像(モノクローム写真みたいな)の階調を、より繊細に表現するためのものです。
モノクローム写真をCMYK(スーパーブラックとか言ったけ?)でやることもあるのですが、これって印刷との高度な調整がいるし事故が多いので、多版のダブルトーン(トリプルトーンとかそれ以上)でやることが多いです。
2色特色がフルカラー(4色)を2色で再現するのに対して、ダブルトーンはグレースケールをリッチに表現するためのものなので、元画像の『色味』の違いが再現できません。ここ重要。ここ重要!
ということで『2色特色』のお話でした。
……そうなんです。奥さん、お気づきだろうか…そうなんです『2色特色』は『4色フルカラー』のデータから作るんですよ奥さんっ。2色原稿(2色特色)は2色しか使わないじゃんって原稿料が4色原稿(フルカラー)より安いと、ちょっとだけ悲しいのですよ奥さんんんんん!
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そういえばダブルトーンってやったことないなぁ…
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