さあミッション折り返し地点です、人形町の交差点をもうちょっと向こうにぐりぐり歩いてどら焼きです。
『和菓子屋 清寿軒(せいじゅけん)』
大判焼きに小判焼き、最中も売っています。確実に購入したかったら予約するのが吉ですが、売り切れていなければふらりと寄っても購入できますよ。
お使いで大判焼き10個を購入、なんとも洒落た素敵な化粧箱に入れてもらえます。なんて素敵な箱なんだ。大判焼きに小判焼き。大判小判でなるほど納得なパッケージデザインです。素晴らしい。空き箱ほしい。←カラの箱はロマンが詰まっているのだ
どら焼きの皮は、ものすごくしっかり焼いてあります。しっかり焼いてあるので口に入れた時、舌の上で最初に苦味がコンと来ます。そこに、キメが細かく柔らかい餡子の甘さが追いかけてきて絶妙なコントラストを産むという完璧バランスなのですよ奥さん。
小判焼きは、パックマンのようにどら焼きの皮を一枚でむりやり餡子を包んだスタイル。写真参照。
日持ちは4日くらいかな、今の時期冷やして食べても美味しいです。東京土産にオススメ。
さて戻っていきましょう。
その道の途中で『うぶけや』
老舗の刃物のお店です。すきやばし次郎さんはここの包丁を使っておられますよ。ちょとそこのSUSI好きのガイジンさん、日本土産におひとついかがすか。
以前、『うぶけや』の小さなハサミを買いました。コレ↓『小ラシャ』といって、布を切る洋裁用のハサミの小さいのです。
これが……ものすっっごく良かったんですよ。ちょと切るにはコレ、細かくチミチミ切るにはコレ、ちょと糸を切るにもコレ。小さいけれど、しっかりした構造で布を食い掴み、ちゃんと仕事をきっちりきびきびこなしてくれる非常に優秀なハサミです。『小ラシャ』があまりにも素晴らしいので、大きい普通サイズのハサミも買ってみようとお店に寄った次第なのです。
『小ラシャ』が素晴らしかったので親ラシャ買いにきた旨を店主のおとーさんに伝えまして、ハサミを選んでもらいました。素材の鋼の種類が何種類かあるのですが、あの『小ラシャ』と同じ素材なのがこれ。気になるお値段20,000円チョイ。安いと思う。
まるでため息をつくように布を切ります。
うそだー大げさーとか言うなら行って見せて貰えばいいと思うの!ホントに、ふぅとため息をつくように布を切るんだからね!
ところで、オオノが非常に気に入っている『小ラシャ』
これを作っている職人さんが体調を崩して引退されたそうです、なので在庫は今あるだけ。次の職人さんが修行を頑張っているのですが、お店に並べられる品質にはあともうちょっとがんばらなければならないんだそうだ。がんばれ新職人さん。キミのハサミを待ってるぞ。
そうそう、商品の包み紙もなんとも素敵です。
さて帰り道最後にたい焼きを買って行きますよ。
創業大正5年、たい焼きの『柳家』
交差点を甘酒横丁に入ったすぐのところにあるたい焼きの名店。うおー、何年ぶりだろうたい焼きなんて!10年以上ぶりじゃないかな。
自分のおやつなので、一個だけ買いました。このたい焼きの餡子を使った最中アイスもあるのですが、保冷剤を用意していないとは何事?歩き食い推奨なのか推奨なのだなよし分かった。というわけで、甘酒横丁散策のお供にどうぞ。
皮が薄くてパリカリッとしたたい焼きの皮がウメェ。焼きたてをかぶり付くと猫舌でなくとも大惨事になりますので、半分に割って食べるのが正解です。
次は最中アイスを買うと心に決めるオオノであった。
さて、これで甘酒横丁界隈のお使いミッションは完了、そのままホテルに戻ってシャワー浴びますよ。あっついわー……
【うぶけや】
住所:中央区日本橋人形町3-9-2
電話:03-3661-4851
定休日:日曜・祝日
営業時間:9:00-18:00(土曜17:00まで)
【和菓子屋 清寿軒(せいじゅけん)】
住所:中央区日本橋堀留町1-6-1
電話:03-3661-0940
定休日:土曜日・日曜日・祝日
※どら焼きが売り切れ次第営業終了
【高級鯛焼本舗 柳家】
住所:中央区日本橋人形町2-11-3
電話:03-3666-9901
営業時間:12:00-18:00
定休日:日曜日・祝日
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人形町ミッション:後編
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