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ヴィネット

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昨日ですねー、夏着物を撮影していたんですよー。
テーブルにアジロ敷いて屏風立てて8灯ライト立てて。撮影終わって片付けようかなーとおもっていたところに、ピンポーン、『はぁいっっ』byあべちゃん、模寺くんからお届けものですよー。



……『ヴィネット』って何………何だっけ…



あああああっっっっっっ!



『豆戦車』だぁああああああああ
しかもジオラマ仕立てで、これもしかして模型の師匠・模寺君の塗装じゃんんんん
うぉぉぉ!今度テンプラ奢ります!奢らせてください!

ということで、丁度ライト出てるからチョコと撮影しちゃうぜぇえええ
カメラがRX100なので、接写がちょっとニガテ、ちょっとヌルい画像だけれど…細かい塗装が伝わると良いな。

あ、このジオラマ、両面(?)になってる!
瓦礫からこっちとあっちで、戦車の仕様が違うのねーちゃんと所属隊もちがうー、へぇえええ、楽しい!
第2小隊(勝手に命名、だって白線2本)の荒野なほうはちゃんとサンドカラーなんだー、しかも上塗りしてるっぽいかんじだぁ、模寺君、芸が細けぇ。




おぉ、錆びてる錆びてる……あ、マ、マフラーでかい(笑)
多分マフラーとしてはフツーの大型バイク的サイズなんだろうけれど、大きく見える(笑)





瓦礫のあちら側は、第3小隊(勝手に命名)のオリーブカラーです。



……尻 可愛い………くっっっ…尻……(悶)

サンドカラーVer,とオリーブカラーVer,と、マフラーの色ディテールをビミョーに変えているあたり芸細けぇ。
ということで、ここらへんでそろそろ100円玉を置いてみましょう、ハイ。



デケェ。
どれだけ模寺君の芸が細かいかおわかり頂けたでしょうか…。

あ、オリーブカラーは、タンクを引っ張っていますね、これがアレですね模寺君、上にオプションを付けると火炎放射器的なナニカになる燃料タンクですね、ここ攻撃されると大炎上して大変なことになるアレですねっっ!
オオノのツボ・ポイントですよ奥さん、ほら、なんか焼き芋車が芋在庫を引っ張ってるみたいじゃないですか可愛い、しかもなにこの危うい連結部ナニコレ捩じれてちぎれそう、これでいいのかイタリア!
あ、オイル漏らしてる塗装とか芸細けぇ。





兵士さん載ってますが、ミッチミチです。中にちゃんと入るとどうなっていることか……暑そう。
ちいっっちゃい戦車!フツーの車よりもちっちゃい?
こうして見ると、足回りとかホントに小さいのなー、クルクルよく動き回れそう。



ジオラマ仕立て、楽しいー。
マジマジ見て、いろいろ想像できるから楽しいなぁと思うのです、でもそれは、ちゃんとリアルに塗装してあるからこそ。ちゃんと理由のある塗装だから、『あ、そういうことかー!』とか『ここはこうやって使ってたんだなー』とか想像できるんですね。そこが作る方も見る方も楽しい所だと思います。(いやオオノ作ってないし)
模寺君、ありがとー。

あ、ちなみに、模寺君は、SD『ちい』の耳パーツ↓を塗装して下さった方です。
耳パーツは元々白×ピンク(だったような)なのですが、何かこうプラスチック丸出しだったので、模寺君に『好きにして』と丸投げしたらこうなりました。内側は煤で真っ黒になっているので、きっとウチの『ちい』のここは熱排気口ではなく弾が出るんだ。しかも使い込んである。素晴らしい。



んで、なんで『豆戦車』かというと……ちょっと前に発行されたHOBBY JAPAN EXTRAが『ミリタリー×女の子』特集ということで、ガールズ&パンツァーが取り上げられていたんですね。
んで、非常にリアルに塗装された(ここ重要・ここハイ-スキル居る所)イタリアの戦車『P40』とか『セモヴェンテ』とかのカッコイイ模型が満載されていて、そのなかに、ちいっっちゃい戦車が載ってたんですよ。『豆戦車(タンケッテ)』と呼ばれる装甲戦闘車両(=戦車)なんだそうで、自称戦車のくせにほんとにチッチャイ、普通の戦車の1/4くらいの大きさしかない。

模寺君相手に、『可愛いけど、そういえばこんなのどこかで見たな、こんなミニチュア戦車、日本もあったよね確か?ね、ね!』だの『ねえ、アレってさ、可愛いけど、ちっちゃいし弱そうだし戦車として存在意義あるの?!』だの『これって可愛いけど、オモシロ兵器じゃなくて実際に戦場で使われたの?』だの『え?!二人?可愛いけど、二人しか載れないの?』だの『これ可愛いけど、役に立つの?!』『いいけどコレ戦車として大丈夫なの?!』だの、オオノさんざん悪口言ってました豆戦車さんゴメンナサイ。
でも可愛いです、戦車の中途半端な(褒め言葉)自称ミニチュアみたいで生意気で可愛いです。

変な言い方だけれど、戦車って面白いなーと思います。
国によってデザイン全然違いますよね、用途や目的や求められる性能はどの国も共通で同じハズなんだけれど、どういうわけかデザインが全然違う。ほら、動物でありますよね、一つの種が色々な閉ざされた場所で独自の進化をして沢山の種類になったってアレみたいだなぁと思うのです。動物と戦車を比較するのって変な話だけれど、機能性だけを追求して変化していくって言う意味では似てるのかなぁと思うのです。

この『豆戦車(タンケッテ)』、ホンモノは、大きな戦車と比べると、装甲薄くて弱いし、持ってる武器も大きな戦車みたいな大きな砲塔じゃないし、でも原価安く作れるし燃費良いし小さくて軽いのでどこでも走って行けれるし、重い荷物だってグイグイ引っ張れるんだぞ、ということで、なにやらあちらこちらで活躍したのだそうです(詳しくないのでよく知らんのですゴメン)

ところで『ヴィネット』
戦車の名前ではなくて、こういう小さなジオラマ仕立てのことなんですって。


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