ちょっと仕事先の人と一緒に食事でもしようかーということで……さて多治見どうしようチェーン店しかねぇぞしょうがないから名古屋まで出ようか、といつもならものすんごく悩む所なのですが、もうそんな必要はないのよ奥さん、いいでしょう、ふふーん、羨ましがって!A Tavola Suris (ア ターボラ スリス)です。
丁度一緒に食事する人が、仕事でイタリアへよく行かれる方でして、その方も非常に気に入って下さいました。よかったよかった。
ゆっくり食事しながらワイン飲んで……『ここ多治見じゃないイタリアだ』うんうん、そうよねー、ってイタリア行った事ないけどさ。
突き出しに『ふきのとう』が出ましたよ、あらお洒落!
トリッパ!
ホワイトアスパラガス!
それに桜えびと菜の花のパスタ!
春もりだくさんです。トリッパは春じゃないけどな(笑)
あ、そうそう。
特に夜は、必ず予約してくださいね。
基本的にお一人でお料理をつくってらっしゃいますので、2テーブルくらい埋まったら、もう回らなくなってしまうのです…、だからせっかくお店に行って席が空いていても『一杯なのです……』ということになってしまうこともあるのですよお嬢さん。
だから、A Tavola Surisに行くときは、予約必須!なのです。
(ちなみに、お昼も予約できますよ)
【A Tavola Suris】
住所:多治見市十九田町1-7-7 メゾン小島 1F
電話:0572-24-2666
定休日:火曜日
どうでもいい愚痴なのだが……
たまーに、ここのランチを『コスパが悪い』と評されていることがある。
コスパってなんだ、アレか、コストパフォーマンスか、よく『CP』とか略されてるな『CostPerformance』だな、だったら表記は『CP』じゃなくて『C/P』じゃね?とか思うのだがまぁいい。
1,500円ランチ食べて『コスパが悪い』?
ちょっと待てよオマエら。
CostPerformance意味わかってんのか?費用と効果の対比の事だろ、費用対効果だろ?飲食において費用ってのは原材料費だけじゃねぇぞ手間だのなんだのも含まれるぞ?
あのさぁ。これだけバカ正直に真面目に手を抜かず、材料も良いものを吟味して使って、この味出してるんだぜ?コストパフォーマンスで言うなら『良い』になるんじゃねぇの?どれだけ手間かけてると思ってんだよ。
『コスパが悪い』??要するに、800円ランチとかで無駄に品数多くてドッカリ量が多ければ『コスパが良い店』になるのか?あーなるほどねぇ。だったら安材料で大量生産作り置きな他所の店に行った方が良いと思うのね。え?ソコとココの違いがわからない?そりゃーダメだなオイ。
だからいつもオオノは思う。
ランチでコメントすんな。
個人経営の飲食店において、ランチは採算度外視の身を削った宣伝メニューである事が多い、ランチでとにかく来てもらって店を覚えてもらって、そこから本番の夜に繋げようという構成だ。(立地等の関係でランチをメインターゲットにしている店もあるだろうけれどね)
だがランチはさっきの通り、何しても客に『コスパが』とか言われてしまうので、結局客に合わせて安く設定しなくてはならない。採算度外視と言っても経営的に限界はあるので、当然材料費や手間を押さえてギリギリのところで乗り切ろうとする。
当然それは料理に跳ね返る。
ランチではその店の本当の力は見えない。
ランチでコメントすんな。
せめて夜アラカルトで食べて、その店のやりたい事を十分に発揮させてあげて、それを理解してからコメントしてくれ。
食べ物において、安い場合は安いだけ理由が皿の上にあり、高い場合は高いだけの理由が皿の上にある。
皿の上だけじゃなくて、材料においてもそうだ。
安けりゃいいってもんじゃないし、高けりゃいいってもんじゃない。本当の意味でのCostPerformanceを見抜けるようになろうぜ。
ちなみに英語表記においてはHighPerformanceな。
↧
多治見:A Tavola Suris (ア ターボラ スリス)
↧