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恵比寿:Joel Robuchon(ジョエル・ロブション)

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三度めになりましたロブションです、今回は少人数で伺いました。
基本的にお任せのスペシャルディナーというコースなのですが、事前にいろいろシェフと打ち合わせしました。




ふっくらふくふくに仕立てられたホタルイカの前菜、和食の酢味噌和えを少しイメージさせる感じ?
じゃがいもの上に乗ったホタルイカにふきのとうのソースと菜の花のソース、ほんの少しずつなのですがそれぞれにちゃんとキリっと仕事ををしていて楽しいです。

ホワイトアスパラガスはオランデースではなく、半熟玉子と絡めるスタイル。塩味はアサリが決めています。これはアリですね、ホワイトアスパラとアサリ、アリです!先日のL'ecrinといい、ホワイトアスパラのオランデーズでもいろいろな表現の方法があるんですねーこれは楽しいっ!

真鯛はとっても複雑な構成!真鯛とドライトマトの間にある粒マスタードとあとから追いかけてくるバニラのちょっとした甘味、と思ったらあらアリッサの辛味もいるじゃないですか!
甘味・酸味・辛味を時間差ですごく上手く絡めてあって楽しい……うん、これは楽しいぞっ!



前菜のホタルイカといい真鯛といい、渡辺シェフはたくさんの構成物を使いながら、それらを全部絶妙なタイミングとバランスでガッキリ決めて来ます、字面だけなら余分とも思われるかもしれない構成物でも、ちゃんと意味があって役割があるんですね。ここらへん渡辺シェフの得意技?

メインは鳥、本当は胸肉を使う予定だったのですが、すんません、腿、モモ、もも肉じゃなきゃ嫌だとわがままを言いましたよスンマセン。というわけで、オオノだけもも肉です、うひょー、最初から最後まで渡辺シェフが焼いてくれましたよ、うひょーーー!

皮うめぇえええええええええ!
肉うめぇええええええええええええ!
チョーうまいっすぅううううううううう!



ちょ、誰ですか、『これって腿焼きじゃん?』って言った人!違うんですよ、違うんですよぉぉぉぉ、ふふふ、まだまだですね兄さん。いやいや、基本腿焼きかもしれないッスけど、違うんですよぉぉぉおお。この皮これだけパリっとさせて中身をこれだけジューシー(すごいアホっぽい表現で申し訳ないけれど、ジューシー)に仕上げるのってなかなか無いですよ、あぁ、ウマイッス、うまいわ、この添えられたバスク風のタルト、これ、なんだかピザみたいで面白い(笑)
ちなみに、胸肉のほうは、ふわっとしたイメージの仕上がりです。とっても滑らか!胸肉か腿肉か、それはまぁ好みですし、腿は腿、胸は胸で美味しい調理法がありますが、どっちか選べと言われたらオオノは断然腿肉派(骨付きだと嬉しい)っ!
腿肉は胸肉に比べると調理法が少なくなってしまうのですが、いつも同じ感じになっちゃうとか案外そんなこともなくシェフの腕が非常に分かってしまう部位なのですよ奥さん。
あ、そしてこの肉に突き刺さっているのはチーズではありません。注入型ソースでございます。

【Joel Robuchon(ジョエル・ロブション)】
住所:目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス内
電話:03-5424-1347(2F ガストロノミー ジョエル・ロブション)
定休日:不定休
























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